エントリーシートのツボ(1)人気企業の倍率は100倍以上!

大学生や若者は、当然ながら、世の中にどんな企業があるかについて、あまり知りません。したがって、自分が消費者として接する業界に人気が集中します。

下記のチャートは、「リクナビ2022」のサイト上で、ある企業を「プレエントリー候補として登録した人数(A)」を「採用予定人数(B)」で割り算したものです。大学生が知っている消費財系の人気企業5社を、B2Bの優良企業5社と比較したものです。

「プレエントリー候補として登録した人数(A)」は、その企業に興味があることを意思表示した(「イイネ」ボタンを押した感じ)だけなので、実際にエントリーするのは、この人数の20-30%と言われています。

例えば、日用品のニトリには、13万7870人が登録しています。日本の大学生の1学年は約60万人で、そのうち一般的な就職活動をするのは約40万人です。40万人のうち13万人なので、就活生の3人に1人が、ニトリに興味をもっている訳です。単純にAをBで割ると、なんと460倍になります。実際には、ニトリに本エントリーする学生数は、約3万人と言われます。採用人数は300人なので、それでも倍率は100倍です。

同様に、AをBで割ると、化粧品の資生堂は1400倍、飲料のサントリーは200倍、お菓子の江崎グリコは700倍、おもちゃのタカラトミーは1200倍となります。本エントリーの倍率はこの20-30%だとしても、少なくとも数十倍という、宝くじ並みの高倍率です。

一方、比較の意味で、B2B企業の場合は、医薬品卸のメディセオが25倍、日用品商社のあらたが20倍、建材メーカーの大建工業が24倍、ITシステムの富士ソフトが24倍、ソフトウェアのアルファシステムズが22倍となります。これらの企業は、いずれもプライム上場企業で、私の就活支援経験から、良いイメージをもっている優良企業です。本エントリーの倍率は、5―10倍と思われます。

B2B企業の方が、給与レベルが高く、ワークライフバランスが良いことも多いです。よく業界研修をして、他の人が知らない企業に興味をもつことで、選択肢が広がります。

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